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今だからこそ必要な感染症BCP(感染症対策)
【感染症対策における3つの原則】
①新型コロナウイルスを持ち込まない
②新型コロナウイルスを拡げない
③新型コロナウイルスを持ち出さない
【基本の感染対策】
「健康管理」
・健康状態の確認・記録
・日頃の体調管理
「接触感染対策」
・手指衛生(手洗い・手指消毒)
・人がよく触れる箇所の環境の衛生管理
「飛沫感染対策」
・咳エチケット
※新型コロナウイルス感染対策では、これら通常の感染対策に加え「3密」を避ける。
「3密とは」
・密閉空間(換気の悪い密閉空間)
・密集場所(多くの人が密集している)
・密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や共同行為が行われる)
【感染症対策】
「3密を避ける」
⑴「密閉」空間とならないよう、こまめに換気を行う。
・窓があれば風の流れができるよう、2方向の窓を1時間に2回以上、数分間程度全開にする。
⑵「密集」しないよう、人と人の距離をとる。
・互いに手を伸ばして届かない十分な距離を取る(できるだけ2m以上、最低1m)
⑶「密接」した会話や発生は避ける。
・対面での会議や面談では、十分な距離を保ち、マスク着用。
・マスクを外す飲食や喫煙時に注意し、多人数(10人以上想定)での会食など大声を出すような催しは
避ける。
【従業員の個人衛生】
①健康状態の報告、確認、記録
・出勤時に毎日、健康状態と体温を報告・確認、記録
②体調不良時には速やかに職場に報告
・発熱、咳、寒気、悪寒、筋肉痛、倦怠感、呼吸困難、嗅覚障害、味覚障害、下痢、嘔吐など、いつもと
違う症状があれば報告する。
・企業は従業員の体調不良時には出勤しないように、体調不良の申告や休暇が取得しやすい環境整備を行
う。
③職場に入る際は手指衛生(手洗いや消毒)を徹底
・手に汚れがあるときは手洗い
・手洗いが行えない場等では、アルコールによる手指消毒
・食品取扱従事者や食品を取り扱う現場など食品衛生では「衛生的手洗い」= 洗い+手指消毒 を行う。
④マスクやフェイスシールドの着用
⑤清潔なユニフォームの着用
【お客様の感染対策】
①店舗に入るときに、手指消毒
②マスクの着用
③検温し、発熱者は入店を制限
④これら感染対策の協力依頼、情報発信
「 店舗内で拡げないために」
①飛沫感染対策
・飛沫を防ぐ
・人と人との距離を取る(ソーシャルディスタンス)
・換気
・大声での発声は避け、会話を控えめに
②接触感染対策
・手指衛星
・人がよく触れる箇所の環境の衛生管理
・共用して使うものを減らす
・キャッシュレス等、非接触の方法を導入
「飛沫を防ぐ」
①マスクの着用
・飲食等でマスクを外す必要があるシーンでは、直前までマスクを着用、終了後は速や
かにつけてもらうようにする
②対面する場などでは、アクリル板やビニールシートの設置
「 人と人との距離を取る」
①ソーシャルディスタンス
②対面を避ける(同一方向を向くなど)
③混雑緩和
・人数制限(カゴや靴箱などの個数をあらかじめ減らすなど)
・時間制限
・予約制
・整理券
・混雑する時間帯を公表し、オフピーク時の来店を促す
「手指衛生」
・出入り口のみならず、多くの人が触れるものの近くなど、使用したい時に使用できるように、手指消
毒剤は各所に設置。
「 人がよく触れる箇所の衛生管理」
・人がよく触れる箇所の洗浄・消毒を行う。
(消毒にはアルコール、次亜塩素酸ナトリウム、家庭用洗剤(界面活性剤)を用いる)
「トイレの衛生管理」
・トイレの清掃、消毒すべき箇所(ペーパーホルダー、スイッチ類、 手すり、便座、レバー、ドアノブ
等)
・トイレの蓋は閉めてから水を流す。
【注意すべき場所】
・従業員の休憩室
・更衣室
・喫煙所
・マスクを外して密になりやすい場所
【手指衛生の徹底】
・店舗を退出する際は手洗いや手指消毒を行う。
・帰宅したら、まず手洗いを行う。
「手洗い手順」
①流水で濡らす
②石鹸液を取る
③手のひら
④手の甲
⑤指の間
⑥親指
⑧手首
⑨流水ですすぐ (流水ですすいで後は、しっかり乾燥させる)
⑩水気を拭き取る
※手指消毒をする際に水分が残っているとアルコールが薄まり効果減少
※こすり洗いの目安は5回程度で、約30秒間
「手指消毒手順」
①アルコールを指を立てて受ける
②手のひら
③指先
④手の甲
⑤指の間
⑥親指
⑦手首
⑧乾くまですり込む
⑨アルコールは体全体を十分にぬらせ、15秒間擦り込める量(目安3ml)
【マスクの着脱方法】
「マスクの付け方」
①ノーズピースをフィット
②鼻から顎の下まで伸ばす
「マスクの外し方」
①ゴムひもを持って外す
②ゴムひもを持って廃棄
※蓋付ゴミ箱や密閉してビニール袋など他の人が触れないように廃棄
【ゴミは密閉して廃棄】
・使用したマスク等のゴミはビニール袋等に入れ、口を縛るなど密閉して廃棄する。
・ゴミを扱うときは、マスク、手袋着用、手袋を外した後は、手指衛生を行う。
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